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1988 Fiscal Year Annual Research Report

Candida酵母の炭素源分解に関与する一群の関連遺伝子の解析系の確立

Research Project

Project/Area Number 63616504
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

高木 正道  東京大学, 農学部, 助教授 (50018339)

KeywordsCandida maltosa / n-アルカン / 宿主・ベクター系 / チトロクロームp-450遺伝子
Research Abstract

n-アルカンの資化に関与する遺伝子の単離・解析のためには、C.maltosaの宿主-ベクター系を開発する必要がある。本酵母はプラスミドを持たないで、染色体からARS領域を単離した。ベクターのマーカーとしてはlau^-、his^-、ade^-変異株を得、それぞれ相補する野性型遺伝子を単離し、これらをARSを持つプラスミドに組込んだ。また、his^-ade^-の二重変異株を得、これとベクターを組合せて、少なくとも部分的には二倍体と考えられる本酵母のdauble-gane-disruptianによる遺伝子解析系を完成させた。現在宿主-ベクター系を用い以下の2つの研究を進行させている。
(1)n-アルカン資化に関与する遺伝子の単離とその機能解析-n-アルカンとグルコースとを炭素源としてそれぞれ生育させた時の細胞からmRNA、cDNAを調整し、これを用いてgene libraryよりn-アルカン特異的に発現している遺伝子を単離する。また、部分的に決定されたn-アルカン資化に関与する酵素のアミノ酸配列を利用してDNAプローブを作り、遺伝子に単離する。現在までにいくつかの遺伝子(チトクロームp450を含む)が得られてており、その構造解析などが進行中である。
(2)プロモーターの単離と異種遺伝子の発現系の構築--確立した宿主-ベクター系を用い、異種遺伝子の発現系を構築した。まずベクターにプロモーターとターミネーターとを連結し、その中間に異種遺伝子のクローン化部位を設置した。本系を用いた異種遺伝子発現を現在検討中である。

  • Research Products

    (4 results)

All Other

All Publications (4 results)

  • [Publications] M.Takagi: J.Basic Microbiol.28. 335-342 (1988)

  • [Publications] M.Takagi: Agric.Biol.Chem.

  • [Publications] K.Hikiji: Curr.Gemet.

  • [Publications] S.Kawai: Nucleic Acids Res.

URL: 

Published: 1990-03-20   Modified: 2016-04-21  

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