1988 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
63627004
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
染谷 常雄 東京大学, 工学部, 教授 (30010680)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河野 通方 東京大学, 工学部, 教授 (60011194)
神本 武征 東京工業大学, 工学部, 教授 (00016429)
池上 詢 京都大学, 工学部, 教授 (70025914)
村山 正 北海道大学, 工学部, 教授 (70001162)
佐藤 豪 金沢工業大学, 教授 (80050920)
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Keywords | 燃焼機構 / 総括班 / 班長幹事会 / 乱流拡散燃焼 / 化学反応 / すす / インパクト / 燃焼制御 |
Research Abstract |
本研究は重点領域研究「燃焼機構」の総括班によるものであり、本重点領域を構成する5つの計画研究ならびに公募研究における研究の総括的運営と、各研究活動の有機的な結び付きをはかるため、以下のことを重点的に進めた。 1.本領域における研究の推進上必要性の極めて高いパルス光源として、3組のNd-YAGレーザ及び補機を共通利用設備として購入した。この3台は9月に納入され、10月及び12月に使用法に関する講習会を開催した。 2.本研究の目的達成に向けた効率的な運営を総括班の下で進め、その具体的な企画の立案と実施を班長・幹事会で行った。総括班会議は3回、班長・幹事会会議及び班長会議は合計12回開催した。具体的な企画としては下記のような全体会議、シンポジウムを開催した。このような場での討論、情報交換を通して、目的に向けた研究水準の向上をはかった。 3.5月1日に第1回全体会議を開催し、本領域研究の基本方針を確認するとともに、研究内容に関する討議を行い、公募を含めた研究参加者全員の交流をはかった。 4.各分担者の研究開始状況の報告と、問題点の相互理解を深めるために、9月19日、20日の両日にわたって第1回のシンポジウムを開催した。「乱流拡散」「燃料および噴霧燃焼」「化学反応」「すすの生成と消滅」の4つのセッションにおいて15件の発表と3件の特別講演を行った。 5.得られた研究成果を公表するために、2月7日に公開シンポジウムを開催した。「有害成分と反応」「乱れと燃焼機構」「インパクトと燃焼制御」の3セッションにおいて、3県の基調講演と6件の発表及びポスターセッションを行った。 6.総括班より研究分担者への連絡と各研究班の連携を円滑に進めるために、ニュースレターを3回刊行した。
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