1990 Fiscal Year Annual Research Report
ダウン症児の早期療育用情報処理システムに関する調査研究と療育プログラムの開発
Project/Area Number |
63810004
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Research Institution | Osaka Prefecture University |
Principal Investigator |
安藤 忠 大阪府立大学, 社会福祉学部, 教授 (80168038)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井上 和子 大阪女子短期大学, 助教授 (80149559)
牧里 毎治 大阪府立大学, 社会福祉学部, 助教授 (40113344)
齋藤 洋典 名古屋大学, 教養学部, 助教授 (40178504)
野沢 正子 大阪府立大学, 社会福祉学部, 教授 (70071214)
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Keywords | ダウン症 / 精神遅滞児の療育 / 療育プログラム / 通信教育 / コンピュ-タ-管理 / 地域リハビリテ-テョンシステム / 早期療育 / 障害児の福祉 |
Research Abstract |
平成2年度研究実績は以上の通りである。 1.ダウン症児の早期療育に関する調査研究に関して 本年度をもって終了した。結果については,「障害児療育関係学会」にて発表するとともに,研究成果として,「ダウン症児の保育」,「ダウン症児の教育」,「ダウン症児の社会生活」として,同朋舎より出版予定である。この三部作は,執筆者44名,原稿枚数1500枚の大版で,原著原稿を用い現在編集作業に入っているので,本年9月頃には発刊の運びとなる。この他,北九州市総合療育センタ-での,ダウン症児のおもちゃライブラリ-に関する小冊子を発刊した。 2.療育プログラムの開発に関して (1)運用実験については,最終的に実用化の見通しを持つにいたった。現在までの段階では,ダウン症児の早期療育に関するコンピュ-タ-エキスパ-トシステムとしては唯一のものである。プロトタイプとしてはほぼ完成した。以後は,症例を重ねる事で,より実用性が増して行くものと考える。 (2)学会発表に関しては,平成2年4月15日 第63回日本整形外科学会学術集会において,シンポジストとして,ダウン症児の療育に関して報告。また,平成2年6月29日 第26回日本リハビリテ-ション医学会にて,「ダウン病児の感覚運動発達の特徴ークラスタ-分析による考察ー」として,成果を公表した。 3.運用の開始に関して 運用のための機器の整備および附随せる記録用紙,マニュアル等の一部に変更があったため鋭意訂正中であるが,3か月〜6か月の幅の中で実際にシステムの運用可能になる。ついては成果発表会等の費用を別途申請したい。
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Research Products
(3 results)
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[Publications] 安藤 忠: "福祉工学の概念とその焦点" 社会問題研究. 40ー1.2. (1991)
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[Publications] 高松 鶴吉,佐々木 正美: "障害児医学ケア相談事典 ダウン症の部p39〜53" 学研, 516 (1991)
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[Publications] 安藤 忠 等: "ダウン症児の保育 ダウン症児の教育 ダウン症児の社会生活 3部作として定版予定" 同朋出版舎, (1991)