1989 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
63870113
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Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
島口 貞夫 北里大学, 看護学部, 教授 (30050389)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鶴田 陽和 北里大学, 医学部, 助手 (10112666)
竹内 昭博 北里大学, 医学部, 講師 (20163371)
林 滋子 北里大学, 看護学部, 教授 (30010010)
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Keywords | CAI / QRS / 医学的知識 / 看護学知識 / 看護婦国家試験 / 保健婦国家試験 / 助産婦国家試験 |
Research Abstract |
1)ソニ社NEWSのOSのバ-ジョンが3.2となり、ウインドウシステムもX11レリ-ズ2となり、計算機の動作環境が一応の整備をみたため、QRSシステムを一ウインドウ、独立した4つのエ-リアとする基本設計を完了し、プログラムの改修を行い、実際に稼動するようになった。独立した4つのエ-リアとした理由は試験問題エ-リア、解答エ-リヤそして参考のためのエ-リヤが2つという考え方に従った。というのは、CAIでも従来の学習スタイルと基本的に同様な方法で実行できる即ち、試験問題集(同エ-リヤ)を開き、分らない事柄を参考書(参考エ-リヤ)を2冊(エ-リヤ)まで開き、最終的には解答欄(エ-リヤ)を開いて、自分の解答と照合するという作業が容易に(マウスを用いて)可能なシステムとした。勿論他にウインドウを聞いて、他の仕事をすることも可能なのは云うまでもないこと柄である。ただし、自分で解答を記入するという作業は現在企画中であり来年度には完成する予定である。 なお、OSのバ-ジョンが3.2から3.3に、Xウインドウのレリ-ズが2から3へ変更されることになった。その為のプログラムの改修も予定しなければならない。 2)知識デ-タより人工知能技術により、規則化とフレ-ム化作業は進行していない。というのはル-ル作りとフレ-ム作りだけが人工知能技術ではなく、最近新しいコネクション概念が提唱されだしたので、これらのいずれが我々のCAIシステムに適わしいか検討中であるからである。 3)知識デ-タの収用は当初考えた予定どうりに進行しているが、これらの構造化は、医学的知識デ-タと同様に非常に難かしい問題を包含している。一般的に医学的知識の論理性は極めて低い為である。 4)UNIXが非常に大きなシステムであり、標準のハ-ドティスクでは容量に不足をきたし、拡張用のハ-ドディスを購入せざるをえなかった。
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[Publications] SHIMAGUCHI,Sadao et al: "Development of Amthopological Dafa Base Management System(IV)" 日本人類学雑誌. 97. 262 (1989)
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[Publications] 島口貞夫,他6名: "電子事典システム(Quick Reference System)の機能拡張-動画像の取扱とその応用-" 第9回医療情報学連合大会論文集. 599-602 (1990)
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[Publications] 竹内昭博他4名: "カ-ド型知識ベ-スシステムを使用した電子教科書「QRS・循環生理学」の作成" 医療情報学. 9. 461-467 (1989)
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[Publications] 竹内昭博他6名: "診療支援システムとしての電子カルテシステムの試み" 医用電子と生体工学. 27. 120 (1989)