1988 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
63890016
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Research Institution | Yatsushiro National College of Technology |
Principal Investigator |
河崎 功三 八代工業高等専門学校, 機械電気工学科, 助教授 (50113410)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 新生 八代工業高等専門学校, 土木建築工学科, 教授 (20124159)
宮本 弘之 八代工業高等専門学校, 機械電気工学科, 助手 (90124156)
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Keywords | リモートセンシング / 飛行船 / ステレオ画像 / カイトバルーン / 外部標定要素 |
Research Abstract |
ヘリウムボンベ1本(7m^3)で飛行可能な飛行船製作と、それをプラットホームにしたリモートセンシングシステムの確立を目的として研究して来、飛行船の製作については 1.軽量化を行ない、昨年の飛行船に比べ約1kg軽くなった。しかし高度計、角度計等を追加したので、在在7.9kgである。今後軽量化が期待できるのは飛行船本体のみで、そのより軽量化を行なう。 2.飛行船型状は現在の長さ3.4m直径1.9mでは安定が悪く、もっと長細くする必要がある。この型状については来年度風胴実験を行ない、最適型状を決める。 が問題的として残った。 計測に関しては、地上位置のTV映画による把握、計測方向へ計測器を向ける計測台の製作により自由に目的地を確実に計測する事が出来る状態にある。また実際にカイトバルーンとして飛行させ目的位置の地上写真を撮り、計測システムとしてはすでに十分実用の域になっている事を示めした。 計測画像の後処理に必要な外部標定要素である、高度、傾き角は高度計と角度計を載せ、その値をTV電波で送信可能となり、幾何歪の補正はこれにより十分出来る。角度の精度は小数点以下1位であるが、低高度からのリモートセンシングなのでこれで十分である。これにより飛行船から撮ったステレオ画像より地上の凸凹を求める際に一番の問題であった傾き角の把握が可能となったので、図化の際の問題点は写真機のレンズの歪のみとなった。
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Research Products
(1 results)