2015 Fiscal Year Annual Research Report
都市域および都市沿岸域における放射性物質の動態解明
Publicly Offered Research
Project Area | Interdisciplinary Study on Environmental Transfer of Radionuclides from the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant Accident |
Project/Area Number |
15H00971
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
鯉渕 幸生 東京大学, 新領域創成科学研究科, 准教授 (60349800)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 放射性セシウム / 東京湾 / 河口 / 沿岸域 / 都市 |
Outline of Annual Research Achievements |
都市域において細粒土砂に吸着した放射性物質が、流域から沿岸のどこに、どのように輸送・拡散するか、それらが都市においてどのように変化するか、明らかにすることが本研究の目的である。 H23年より現在まで、3ヶ月毎に3年間にわたって、東京湾や荒川・江戸川、松島周辺、手賀沼及びその流域において、土壌の放射性物質の測定を実施した。これらの測定点数はすでに200地点以上となっている。 その結果、放射性物質の都市や都市沿岸域における基本的な分布特性や時間変化を把握している。今後、本研究により継続的にモニタリングを実施することで、その動態解明が可能であると判断している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
現地観測については、当初の予定通り行われており、概ね順調に進展している。 一方で、シミュレーションモデルについては、まだ構築段階で有り、今年度の進捗が必要である。
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Strategy for Future Research Activity |
今後も、本研究により継続的にモニタリングを実施することで、その動態解明が可能であると判断している。 さらにシミュレーションモデルについても共同研究等を通じて推進していく予定である。
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Research Products
(5 results)