2017 Fiscal Year Annual Research Report
メス特異的なニューロンのスクラップ&ビルドによる魚類の脳の性転換機構
Publicly Offered Research
Project Area | Dynamic regulation of brain function by Scrap & Build system |
Project/Area Number |
17H05737
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
大久保 範聡 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (10370131)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 生理学 / 脳・神経 |
Outline of Annual Research Achievements |
我々は最近、メダカの脳内に、体内の性ステロイド環境に応じて可逆的に出現・消失するメス特異的なニューロンを見出し、そのニューロンこそが、魚類の脳の性分化と性転換を司ることを示唆する知見を得た。しかも、これまでに得られたデータは、そのニューロンのスクラップ&ビルドがそのメカニズムの中核であることを示していた。そこで本研究課題では、そのニューロンがスクラップ&ビルドされる過程でどのような形態変化が起きるかの全体像を把握するために、そのニューロンの形態を解析した。重複制限によって本研究課題は6月で廃止となったため、まとまったデータを得るところまでは至らなかった。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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