2019 Fiscal Year Annual Research Report
身体化された情動の文化化を探る―中国雲南省少数民族の身体的心性―
Publicly Offered Research
Project Area | Construction of the Face-Body studies in transcultural conditions |
Project/Area Number |
18H04199
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
山田 祐樹 九州大学, 基幹教育院, 准教授 (60637700)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 身体化 / 少数民族 / 認知心理学 / 民俗学 / 文化人類学 / 感情 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は中国雲南省の少数民族を対象とし,人々の文化的・地理的背景が身体化認知に影響する可能性を検討するものである。2019年度は,合計50日間前後にわたるトライポフォビアのフィールド研究を中国にて行った結果をまとめたものをPeerJ誌上で報告した (Zhu, Sasaki, Jiang, Qian, & Yamada, 2020)。この研究では主にハニ族とタイ族をターゲットとして調査・実験を行ってきたが,彼らのトライポフォビアは一般的な漢民族よりもかなり弱いことが明らかとなり,住居環境の都市化と関連している可能性について考察を行った。 それと並行してオープンサイエンスの取り組みも進めた。特に直接的追試研究を多く行っている。それらは事前審査付き事前登録されており,1本は心理学評論誌に掲載された(佐々木・米満・山田,2019)。現在他にもいくつものプロトコルがNature Human Behaviour,Royal Society Open Science,Cognitive Research: Principles and Implications,F1000Researchなどの国際誌において第1段階採択された。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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[Journal Article] Your face and moves seem happier when I smile. Facial action influences the perception of emotional faces and biological motion stimuli.2020
Author(s)
Marmolejo-Ramos, F., Murata, A., Sasaki, K., Yamada, Y., Ikeda, A., Hinojosa, J. A., Watanabe, K., Parzuchowski, M., Tirado, C., & Ospina, R.
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Journal Title
Experimental Psychology
Volume: -
Pages: -
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