2020 Fiscal Year Annual Research Report
保健医療に係るグローバルパートナーシップ:東アフリカ地域の非感染症対策の事例検証
Publicly Offered Research
Project Area | Establishing a new paradigm of social/human sciences based on rerational studies: in order to overcome contemporary global crisis |
Project/Area Number |
19H04511
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
清野 薫子 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 講師 (10508336)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 地域ケアシステム / 非感染性疾患 |
Outline of Annual Research Achievements |
タンザニア共和国ドドマ州3地域の糖尿病、高血圧の患者と地域ヘルスボランティアを対象に、疾病管理の状態、疾病管理の知識と技能、地域NCD包括ケアプログラムの受容について聞き取り調査を実施した。また、近年の東アフリカ地域のヘルスケアに関わるグローバルパートナーシップ形成の事例分析を行うともに、世界保健機関(WHO)、慢性疾患国際アライアンス(GACD)を通じて、NCDケアの整備につながるパートナーシップ構成要素を検証した。 糖尿病、高血圧の疾患管理における障壁として、生活上の様々な要因による治療の中断、長期的な疾患管理への前向きなメッセージの欠如が報告された。 一方、糖尿病、高血圧の疾患管理を支える要因として、患者自身の疾病管理への積極的な態度と対処スキル、家族からのサポート、 患者と医療専門職との良好なコミュニケーション、地域ヘルスボランティアとの信頼関係が示された。保健医療システムへの過重負荷がみられる地域の疾病管理の最適化において、患者・患者家族・医療専門職・地域ボランティアとの信頼関係を強化するサポートシステム強化の必要性が示唆された。 NCDケアに関するグローバルパートナーシップの事例分析、国際機関の聞き取り調査から、 NCDケアサービスにかかる国を超えた個人-グローバルの動きを構成する要素として、新規性、共通理念、共有体験があげられ、促進・阻害要因として、市場、ビジネス支援環境、法規、スケールアップ、コーディネート(ステークホルダー間の利害関係)が抽出された。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)