Publicly Offered Research
(1)微細加工技術を用いたマイクロ還流培養系花粉管細胞壁の変形場を長時間測定するために、微細加工技術を用いて高さ10ミクロン程度のマイクロ還流チャンバーを作製した。作製した還流チャンバー内で花粉管細胞をin vitro培養して、極性成長する花粉管細胞の先端部分に蛍光トレーサー粒子を継続的に供給することに成功した。(2)細胞壁の3次元形状可視化花粉管細胞壁の内側/外側境界を二重標識する実験系を構築して、花粉管細胞壁の3次元変形場の予備的な測定に成功した。測定結果に基づいて、細胞壁の面内流れ、厚さ、歪みの実時間解析を行った。
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。