2020 Fiscal Year Annual Research Report
Examination of transcultural distinctiveness in physical expression with deep neural networks
Publicly Offered Research
Project Area | Construction of the Face-Body studies in transcultural conditions |
Project/Area Number |
20H04580
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
内藤 智之 大阪大学, 医学系研究科, 講師 (90403188)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | mental template / GAN / reverse correlation / latent vector |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度は深層学習用画像データベースの拡張と、心的テンプレートの高精度化研究を実施した。画像データベースとしては、顔写真画像7万枚、顔絵画画像約1万枚によるデータベースの拡張が達成された。GANにより新データベース画像を学習した顔潜在空間を有するモデルを生成した。 逆相関法による心的テンプレートの作成と、心的テンプレートの予測精度検証実験を76名の被験者を対象としてオンラインで実施した。90%以上の被験者において、美顔心的テンプレートの可視化が可能であり、この心的テンプレートから未知の顔に対して被験者が感じる美的魅力を推定することが可能であった。 一方でオンライン実験では10%程度の被験者が不適切な課題遂行を行うという課題が明らかとなった。今後オンライ実験家での画像印象評価課題の精度を向上させる必要性があることが明らかとなった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
初年度に予定した顔美醜判断に関する心的テンプレートの有無の検証、心的テンプレートの高精度カラー画像としての可視化に成功した。またcovid-19の感染拡大に対応するために、感性評価課題をオンラインで実施可能なシステムをamazon ams上に構築した。
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Strategy for Future Research Activity |
身体表現に関する画像データベースを作成し、逆相関法の適用による心的テンプレートの有無を検証する。また、車の心的テンプレートから顔の心的テンプレートの予測など、心的テンプレート生成の元になる潜在ベクトル空間内での潜在ベクトルの写像について検証する。 心的テンプレートの性差、文化差についてオンライン実験による検証を実施する。
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Research Products
(8 results)