2021 Fiscal Year Annual Research Report
Stem cell formation by establishment of low auxin responsiveness
Publicly Offered Research
Project Area | Principles of pluripotent stem cells underlying plant vitality |
Project/Area Number |
20H04884
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Research Institution | Tokyo University of Science |
Principal Investigator |
西浜 竜一 東京理科大学, 理工学部応用生物科学科, 教授 (70283455)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | オーキシン / 細胞リプログラミング / ゼニゴケ / 幹細胞 / 再生 |
Outline of Annual Research Achievements |
まずMpLAXRの細胞リプログラミングにおける機能について論文を発表した(Ishida et al. 2022)。 MpARF1のChIP-seq解析のデータを詳細に分析したところ、オーキシン応答性遺伝子であることが知られているMpC2HDZ遺伝子へのMpARF1タンパク質の結合が確認された。その他にも標的遺伝子として、複数の転写因子や分泌ペプチド信号伝達経路の遺伝子が含まれていた。 MpLAXR発現抑制因子候補の変異体におけるMpLAXR発現部位の解析は、MpWIPに関しては無性芽におけるMpLAXR発現領域の変動は見られなかったため、候補から除外した。その他の一部の変異体では無性芽が形成されなくなるため、成熟葉状体における幹細胞領域の蛍光顕微鏡観察で難航した。そこで、誘導過剰発現株を作出し、MpLAXR発現が低下するかどうかを調べることにした(本研究期間内に結果を得ることはできなかった)。 MpLAXR-GR株を用いてDexおよびシクロヘキシミド処理をしてRNA-seq解析を行い、標的遺伝子の候補を同定することができた。 オーキシンレポーターに関しては、作出したMpR2D2株の観察を行ったところ、mDIIのシグナルは検出されたが、DIIのシグナルが観察されなかった。新たなDR5型として、ゼニゴケで強いオーキシン応答性を示す遺伝子に着目し、その配列を用いてコンストラクトを作成した。 幹細胞調節に関わると推定されるMpCYP78A&EとMpAMP1の発現部位をPromoter:reporter株を作出して解析したところ、いずれの遺伝子も幹細胞領域を含む発現パターンを示した。またMpCYP78Aに関してはPromoter:CDS-reporter株を作出したところ、より幹細胞領域に限定されたパターンを示したことから転写後調節の可能性が示唆された。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(19 results)