2021 Fiscal Year Annual Research Report
An Ethno-cognitive-archaeological Study of the Development of Human Cognitive Skill in the Arctic Region of North America
Publicly Offered Research
Project Area | Integrative Human Historical Science of "Out of Eurasia": Exploring the Mechanisms of the Development of Civilization |
Project/Area Number |
20H05136
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Research Institution | The Open University of Japan |
Principal Investigator |
大村 敬一 放送大学, 教養学部, 教授 (40261250)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | アメリカ大陸 / 極北圏 / 生業システム / 認知技能 / 環境適応 / 民族認知考古学 |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度から2022年度までの調査・研究に基づいて、2022年度に(コロナ禍の影響下、繰越を行ったため)、以下の調査と研究を行った。 (1)2022年10月15日(土)と16日(日)の2日間、京都ガーデンパレスにおいて、研究協力者のスチュアート ヘンリ(本多俊和:放送大学)を中心に、アメリカ大陸への人類の進出に関する考古学と遺伝学の国際会議「ベーリンジア:ユーラシアからアメリカへの人類の拡散(Human Dispersal from North Eurasia via Beringia into North America)」を開催し、北米大陸における生業システムの歴史的展開に伴う北方寒冷地適応と認知技能の発達の歴史的背景について議論を行った。その際に国内外から招聘した考古学者と遺伝学者は以下の通りである。本多俊和(スチュアート ヘンリ)、松本直子(岡山大学)、Ben Potter(University of Alaska)、Martin Sikora(University of Copenhagen)、John F. Hoffecker(University of Colorado)、Michael R. Waters(Texas A&M University)、Loren G. Davis(Oregon State University)、Daniel P. Odess(National Park Service)、平澤悠(東亜大学)、太田博樹(東京大学)、長井謙治(愛知学院大学)、髙倉純(北大埋蔵文化財調査センター)、出穂雅実(東京都立大学)、加藤博文(北海道大学)。この国際シンポジウムの成果は、YouTube『2022/10/15-16 国際シンポジウム「ベーリンジア:ユーラシアからアメリカへの人類の拡散」』(https://www.youtube.com/playlist?list=PLKzKLchEhAmVE8zQStW-ssDAaHZLDOhWD)で配信している。 (2)研究代表者の大村敬一と研究協力者の近藤祉秋(神戸大学)は、生業システムのメカニズムとその歴史的展開、さらに、そこでの北方寒冷地適応と認知技能の発達の関係に関する調査研究をとりまとめ、アメリカ大陸に進出した人類にどのような認知技能の発達が生じたのかを考察した。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Remarks |
上記は、国際会議「ベーリンジア:ユーラシアからアメリカへの人類の拡散(Human Dispersal from North Eurasia via Beringia into North America)」の動画配信(YouTube)である。
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