2009 Fiscal Year Annual Research Report
大量非構造データ間の概念構造を考慮した論理的検索ビューに関する研究
Publicly Offered Research
Project Area | Cyber Infrastructure for the Information-explosion Era |
Project/Area Number |
21013017
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
横田 治夫 Tokyo Institute of Technology, 学術国際情報センター, 教授 (10242570)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
望月 祐洋 東京工業大学, 学術国際情報センター, 准教授 (60338209)
小林 隆志 名古屋大学, 大学院・情報科学研究科, 准教授 (50345386)
渡辺 陽介 東京工業大学, 学術国際情報センター, 助教 (80532944)
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Keywords | 非構造データ / 関連度算出 / アクセス履歴 / ファイル検索 / キーワード検索 |
Research Abstract |
情報技術の発展により、人類が創出する情報量が爆発的に増大している。本研究では、組織や個人のシステムが保持する膨大な量の非構造データに対するアクセス性を高めるため、非構造データ間の関係を考慮した論理的検索ビューを提供することを目的とする。 非構造データ間の関係を考慮する場合、その対象によって扱いが異なってくる。本年度は、キーワード情報を含まない各種ファイル、電子的プレゼンテーションスライドを用いた講義・講演コンテンツ、テロップを含むテレビ映像、機関リポジトリ内の論文データ、といった対象に対して、そのデータの特質を考慮した論理的検索ビューの提供を試みた。 キーワード情報を含まない各種ファイル集合に対する論理的検索ビューの提供に関しては、アクセス履歴から使用時間の近いファイル同士を検出し、関連するファイルを仮想フォルダとして提供するための手法の提案と、実験による評価を行い、その効果を示した。講義・講演コンテンツについては、講義・講演コンテンツアーカイブスを対象にした複数の講演に対するダイジェスト生成の手法を提案し、評価を行った。テロップを含むテレビ映像に関しては、テロップ認識と時間情報を使って、会話シーンと解説シーンの判定を行い、キーワードに関連する対象シーンを検索する手法の提案と評価を行い、提案手法の効果を示した。機関リポジトリ内の論文データに関しては、リポジトリ内で不足する情報を外部情報源から効率よく求めて、論文間の関連をビューとして示す手法の提案と評価を行い、効果を示した。
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Research Products
(21 results)