2009 Fiscal Year Annual Research Report
SOARSグリッドの社会経済計算基盤応用に関する研究
Publicly Offered Research
Project Area | Cyber Infrastructure for the Information-explosion Era |
Project/Area Number |
21013020
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
出口 弘 Tokyo Institute of Technology, 総合理工学研究科, 教授 (60192655)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小山 友介 東京工業大学, エージェントベース社会システム科学研究センター, 特任准教授 (80345371)
田沼 英樹 東京工業大学, エージェントベース社会システム科学研究センター, 特任講師 (50396892)
市川 学 東京工業大学, 総合理工学研究科, 助教 (60553873)
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Keywords | SOARS / AADL / グリッド / 交換代数 |
Research Abstract |
今年度に達成した研究成果については、エージエントベースシミュレーション言語SOARSを利用して構築される大規模モデルのグリッド上で並列実行されるための応用技術を開発と、実際の社会・経済での利用を目標に、下記の項目について研究を遂行した。 1) SOARSグリッドによる計算ボトルネックの解消とランドスケープ分析 2) 社会経済データの複雑さに対するデータ構造とシミュレーションモデル化の基礎分析 3) 社会統計、会計に関する領域固有言語AADLの開発 1)については、近年の計算機の処理能力の工場や、安定した64bitOSの利用環境が整いつっあることも影響して、数年前では考えちれなかった複雑かつ大規模な社会モデルを複数回同時に実行する環境を構築することができ、なおかつ、必要なインフラ整備を行った2)については、公開されている多種多様な社会データ・統計データを実際に利用し、シミュレーションモデルで利用するために必要となる情報を抽出するための分析法・方法論を確立した。現在、モデルで実際に利用するための環境整備、およびこれらの情報を利用した社会現象モジュールの構築に着手している。また、3)により、与えられた統計情報から、大規模な社会統計記述を可能としている。 これらの項目により、社会問題に直面し大規模なモデルを扱わなければならない専門家にとって、問題解決を行うことができる環境のプロトタイプを提供している。 [研究協力者]東京工科大学榊俊吾(領域固有言語AADLの開発協力)
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Research Products
(14 results)