2010 Fiscal Year Annual Research Report
センサ環境における能動的な情報統合のための時空間データベース技術に関する研究
Publicly Offered Research
Project Area | Cyber Infrastructure for the Information-explosion Era |
Project/Area Number |
21013023
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
石川 佳治 名古屋大学, 情報基盤センター, 教授 (80263440)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
富井 尚志 横浜国立大学, 環境情報研究院, 准教授 (40313473)
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Keywords | センサデータベース / 時空間データベース / イベント検出 / 位置情報 / 情報統合 / モバイルデータベース / 曖昧データ / センサ情報処理 |
Research Abstract |
センサデータベースは,センサ環境におけるデータベースのことを指しており,センサ機器利用の拡大に伴い,その基盤・応用技術の開発が急務となっている.本研究課題においては,研究代表者・分担者がこれまで研究を進めてきた時空間データベース技術を基盤とした先進的センサデータベースの実現技術について研究を行っている.今年は以下のサブテーマに分けて研究を実施した. (1)センサ環境における能動的な位置情報の取得と利用に関する研究:モバイルセンサ環境においては,移動するセンサの位置が曖昧な場合がある.曖昧な位置情報のもとで有効に働く空間データベースの問合せ手法およびセンシング手法を開発する. (2)移動ロボット技術を基盤としたセンサデータベースの管理・問合せ技術に関する研究:移動ロボットの位置推定や行動決定のモデルと時空間データベースの問合せ処理技術の統合を図ったモデルを構築する. (3)移動センサ環境からの複合イベント検出とその利用に関する研究:センサ環境において検出される情報には時間・空間情報が伴う.そのようなイベントの検出結果を,ルール等を用いて洗練し,複合的でより高次のイベントの検出などを図る. 今年度は最終年度ということもあり,これまで提案した手法のさらなる洗練や,実験に基づく評価などを行った.
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Research Products
(19 results)
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[Presentation] Direction-Based Spatial Skylines2010
Author(s)
Xi Guo, Yoshiharu Ishikawa, Yunjun Gao
Organizer
Proc.9^<th> Intl.ACM Workshop on Data Engineering for Wireless and Mobile Access (MobiDE 2010)
Place of Presentation
インディアナポリス(米国)
Year and Date
2010-06-06
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