2009 Fiscal Year Annual Research Report
コミュニティ型コンテンツのコンテンツホール検索に関する研究
Publicly Offered Research
Project Area | Cyber Infrastructure for the Information-explosion Era |
Project/Area Number |
21013044
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Research Institution | Konan University |
Principal Investigator |
灘本 明代 Konan University, 知能情報学部, 准教授 (30359103)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村上 陽平 独立行政法人情報通信研究機構, 第二研究部門知識創成コミュニケーション研究センター言語基盤グループ, 研究員 (00435786)
荒牧 英治 東京大学, 知の構造化センター, 特任講師 (70401073)
阿辺川 武 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構(新領域融合研究センター、DBCLS), 新領域融合研究センター, 融合プコジェクト特任研究員 (00431776)
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Keywords | コンテンツホール / Wikipedia / コミュニティ型コンテンツ / 表記揺れ |
Research Abstract |
BlogやSNSのコミュニティ型コンテンツにおいて,ユーザの気づいていない情報である「コンテンツホール」を検索するシステムの提案,及びその基盤技術としてコミュニティ型コンテンツの文書解析を行った. 今年度は以下の2つのシステムを開発し,その有用性を示した. ・コンテンツホールの検索システム Wikipediaとコミュニティ型コンテンツを比較することにより,その差分情報をコンテンツホールとして抽出及び提示するシステムを開発し,評価実験を行い有用性を確認した. 本システムはユーザが入力したキーワードに関連するWikipediaのページ群及びコミュニティ型コンテンツを検索し,これら2つのコンテンツを比較し,Wikipediaにあって,コミュニティ型コンテンツにない情報をコンテンツホールとして提示する. ・コミュニティ型コンテンツの文書解析の研究 コミュニティ型コンテンツはユーザが自由に記述するために,表記揺れが多く,コンテンツホール抽出時に問題となる.そこで,表記揺れ解消の第一弾として,カタカナ語の表記揺れを判断するシステムを開発し,Web上にて一般に公開した. 具体的には,ヴァイオリンとバイオリンのようにカタカナ語同士が表記揺れなのか別物を指しているかを判断するシステムを開発し,デモシステムをWebにて一般公開した. 今年度の研究成果は,紀要1本,国際会議3本,研究会8本,受賞1本である.
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Research Products
(12 results)