2009 Fiscal Year Annual Research Report
顔カラムの中のサブストラクチャーの解明
Publicly Offered Research
Project Area | Clarification of the mechanism of face recognition by interdisciplinary research |
Project/Area Number |
21119526
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Research Institution | The Institute of Physical and Chemical Research |
Principal Investigator |
谷藤 学 The Institute of Physical and Chemical Research, 脳統合機能研究チーム, チームリーダー (60197530)
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Keywords | 多電極アレイ / 下側頭葉視覚連合野 / カラム / 顔細胞 |
Research Abstract |
1. 多チャンネル電気信号増幅器のセットアップ 本研究では、多電極アレイによって捕捉した多数の神経細胞から電気的な活動を同時に計測する。それに用いる多チャンネル電気信号増幅器を操作するためのソフトウェアの開発と装置の調整を行なった。 2. 電極アレイの性能評価とセットアップ 計測には、NeuroNexus社のa8x8-5mm200-200-413を多電極アレイとして用いる計画である。妥当性と性能評価を行い、電極のホルダー等必要な部品を特注するなど、運用に必要な準備を行なった。 3. 予備実験 一頭の動物について予備的な実験並びにデータの収集を行なった。まず、光学的な計測法により、露出した下側頭葉視覚連合野の顔選択的なカラム領域を同定した。次に、規則的な間隔に並べられた多電極アレイを、カラム内と周辺の領域から記録した。現在、その結果について解析を行っている。
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Research Products
(4 results)
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[Book] How images of objects are represented in macaque infero-temporal cortex. In : Imaging the brain with optical methods2009
Author(s)
Tanifuji, M., Sato, T., Uchida, G., Yamane, Y., Tsunoda, K.
Total Pages
93-117
Publisher
Springer-Verlag, NY.(分担執筆)