2022 Fiscal Year Annual Research Report
Neural interface for biohybrid artificial limbs that realize sensory and motor functions
Publicly Offered Research
Project Area | Science of Soft Robot: interdisciplinary integration of mechatronics, material science, and bio-computing |
Project/Area Number |
21H00323
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
八木 透 東京工業大学, 工学院, 教授 (90291096)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 神経インタフェース / 電極 / リポソーム / DNAナノチューブ |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は,感覚機能と運動機能を有するバイオハイブリッド義手に適した神経細胞内刺激電極の開発を目的としている.この刺激電極は,脂質二重膜(人工細胞膜)に埋め込んだDNAナノチューブやカーボンナノチューブなどの管状ナノ構造体を電気シナプスとして神経と接続する点が特徴である. 本年度は主に,昨年度に設計したDNAナノチューブ(ナノチューブ)の製作と,そのナノチューブを介した物質輸送についての評価実験を実施した.電気泳動による評価の結果,所望の長さのナノチューブができていることが分かった.また2つの異なるナノチューブが接近するとドッキングするような構造を設計製作して電気泳動実験を実施したところ,確かにドッキングして所望の長さになることを確認できた.次に,ナノチューブをリポソームに組み込み,膜内外の物質輸送の様子を蛍光観察したところ,確かに膜表面にナノチューブが組み込まれていることが蛍光観察された.またリポソーム内へのイオンの流入を蛍光観察できた.そしてドッキングポートタイプのナノチューブについては,リポソームがドッキングしている様子を観察できた. しかし今回の結果は,膜に対してナノチューブが垂直につき刺さりナノチューブの孔を介してイオンが流入したのか,それともナノチューブが膜に突き刺さった状態で膜とナノチューブの間にできた隙間からイオンが流入したのか,本結果からはわからない.膜の孔を外力で開閉できるようにすれば,物質輸送の機能を明確に判定できることから,今後は超音波で開閉制御ができるナノチューブの設計に着手する,そして再設計したナノチューブを試作し,イオンの物質輸送の機能について実験を試みる.
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)