2022 Fiscal Year Annual Research Report
Synchronization between Gulf Stream and Kuroshio and its role for the midlatitude atmosphere and ocean
Publicly Offered Research
Project Area | Mid-latitude ocean-atmosphere interaction hotspots under the changing climate |
Project/Area Number |
22H04487
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Research Institution | Ochanomizu University |
Principal Investigator |
神山 翼 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 助教 (40845715)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 境界流同期 |
Outline of Annual Research Achievements |
黒潮とメキシコ湾流の境界流同期(BCS)は、大気ジェット気流の南北移動とよく対応している。また、BCSは、北半球の冬のジェット気流の緯度位置を制御する最も顕著な大気内部変動モードである北半球環状モード(NAM)と共通変動を示すことが観測的に確認されている。そこで、本研究では、2つの西岸境界流域の海面水温をコントロールランに対して強く緩和する一連の高解像度ペースメーカー実験を実施した。これらの渦許容ペースメーカー実験は、BCSが極端なNAMイベントの存在を積極的にサポートし、それが冬の異常気象に直接影響することを示唆する。BCSがNAMの位相に影響を与える程度はアンサンブルメンバーによって異なるため、NAMに対するBCSの影響は確率過程的であると考えられる。 本研究の成果は、現在2件の国際学会発表が予定されており、かつ雑誌論文も準備中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
当初は、令和四年度は境界流同期と既知のモードとの関係を調べる予定であったが、令和五年度に予定していた気象影響まで調べ始めることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き、境界流同期と既存モードとの関係についての論文をまとめるとともに、境界流同期の気象影響を調べていく。
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