2023 Fiscal Year Annual Research Report
初期胚の全能性獲得と消失で起こるエンハンサー・プロモーター相互作用のダイナミクス
Publicly Offered Research
Project Area | Program of totipotency: From decoding to designing |
Project/Area Number |
22H04675
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
久保 直樹 九州大学, 生体防御医学研究所, 特任講師 (50914280)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | エピゲノム / ゲノム3次元構造 / エンハンサー・プロモーター相互作用 / DNAメチル化 / 生殖細胞 / 細胞分化 / 初期胚 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究期間で、まず、ヒストンH3K4me1修飾とES細胞の分化過程におけるエンハンサー・プロモーター相互作用の変化に着目して研究を行った成果を、筆頭/責任著者として、Molecular Cellに報告した。当初は受精卵から初期胚の分化過程でのエンハンサー・プロモーター相互作用(E-P contacts)の詳細解明を目標としていたが、こちらは現在も研究継続中であり、一方で、よりE-P contactsの解析が容易に行えるES細胞の分化過程の研究に重点を移し、本研究期間内で成果をまとめることができた。 また、本領域のテーマである全能性獲得に繋がる重要なサンプルとして、生殖細胞(卵子と精子)に関しても研究を行い、受精後の遺伝子発現制御に深く関わるDNAメチル化修飾の確立に関する研究で、こちらも筆頭/責任著者として論文を投稿し、本領域終了の2023年度末の時点でNature Communicationsより暫定受理を受けている。 その他、複数の日本語総説や国内外の学会・施設で招待講演、セミナーを行い、また、本領域主催のシンポジウムや様々な学会に参加し、若手として国内外の研究ネットワーク構築の側面でも非常に意義のある領域参加期間であった。
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Research Progress Status |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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