2023 Fiscal Year Annual Research Report
Development and Evaluation of a Weight-shifting Method that Facilitates Communication and Empathy in HRI
Publicly Offered Research
Project Area | Studies on intelligent systems for dialogue toward the human-machine symbiotic society |
Project/Area Number |
22H04856
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
田中 文英 筑波大学, システム情報系, 教授 (50512787)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 知能ロボティクス |
Outline of Annual Research Achievements |
当初研究計画で予定していたOMOY-3Dの開発と検証、それらの成果発表を全て高いレベルで実施することができ、さらには領域会議や班会議での議論をふまえた新たな研究でも成果を挙げることが出来た。 より具体的には、対話ロボットの発するメッセージに物理的な重量感を付与することによって心理的にも「重み」を感じさせ、結果として対話継続や共感促進につながることを目指す手法として3次元運動が可能なタングステン重みを内蔵した球体モジュールOMOY-3Dを開発し、ユーザ実験を通じて特定の感情表現を行う重み運動パターンを明らかにした。この研究成果はロボット工学分野の最高峰国際会議であるIEEE ICRA 2023にてフルペーパー発表されている。 さらには対話知能の応用例の1つとしての社会的仲介ロボットに関わる別の研究として、仲介相手を考慮した対話知能に関する調査研究と調査結果分析を実施し、その設計指針をまとめあげて国際雑誌International Journal of Social Roboticsにて報告した。 これらと並行して、領域会議や班会議での議論をふまえて対話知能学の新しい問題を開拓する研究活動も行い、音像定位を活用した体内エージェントという新しい対話エージェントの概念を提案し、腹部に着用するウェアラブルデバイスとして実装した。さらにはユーザ実験を実施して、特に情緒的孤独感の抑制効果があることも確かめた。これらの研究成果はHAIシンポジウム2024にて最優秀論文賞を受賞した。
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Research Progress Status |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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