2012 Fiscal Year Annual Research Report
造血幹細胞におけるMafBの機能解析
Publicly Offered Research
Project Area | Molecular mechanisms of cell fate determination in the cells that undergo stepwise differentiation to multiple pathways |
Project/Area Number |
23118504
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
高橋 智 筑波大学, 医学医療系, 教授 (50271896)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 発生・分化 / 遺伝子 / 細胞・組織 / 再生医学 / 動物 |
Outline of Annual Research Achievements |
1. MafB領域GFPノックインマウスのGFP発現造血幹細胞のin vitroにおける機能解析:昨年度、MafB領域GFPノックインマウスにおいてGFPを発現している造血幹細胞が、単球・マクロファージ細胞系列への選択的な分化能を有していることを明らかにしたが、選択的な分化能の定量評価をコロニーアッセイを用いて行った。 2. MafB領域GFPノックインマウスのGFP発現造血幹細胞のin vivoにおける機能解析:MafB領域GFPノックインマウスにおけるGFP陽性造血幹細胞群が、生体内で単球・マクロファージ系列への選択的分化能力を有しているかを、昨年度確立した骨髄移植実験法により明らかにした。その結果、GFPを発現している造血幹細胞は予想に反してリンパ球系に分化しやすいことを明らかにした。 3. MafB領域GFPノックインマウスのGFP発現造血幹細胞の遺伝子発現状態の機能解析:GFP陽性細胞群とGFP陰性細胞群での遺伝子発現様式を比較することにより、細胞運命決定に関わる内部因子の状態を解析した。昨年度GFPの発現を指標に細胞を分取し、cDNAを合成した。そのcDNAを用いて、遺伝子の発現状態を解析した。 4. MafB領域GFPノックインマウスのGFP発現造血幹細胞の細胞表面抗原の解析:GFP発現造血幹細胞をこれまでに報告されている細胞表面抗原について解析を行なった。その結果、これまで報告されているCD150との発現の相関は見られないことが明らかとなった。
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Research Progress Status |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)