2023 Fiscal Year Annual Research Report
Understanding genome modality factors responsible for regulation of transcription dynamics
Publicly Offered Research
Project Area | Genome modality: understanding physical properties of the genome |
Project/Area Number |
23H04286
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
落合 博 九州大学, 生体防御医学研究所, 教授 (60640753)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 遺伝子発現 / 転写 / 高次ゲノム構造 / 生細胞イメージング |
Outline of Annual Research Achievements |
遺伝子の転写活性は、ゲノム上遠方に位置するエンハンサーとプロモーターの相互作用によって細胞種特異的に制御される。イメージングによる解析から、個々の細胞におけるエンハンサー・プロモーター相互作用と転写活性状態との間には、必ずしも明確な相関が認められないことがいくつか報告されている。エンハンサー・プロモーター相互作用と転写動態の関係性を理解するためには、高次ゲノム構造におけるエンハンサー・プロモーター相互作用だけでなく、それに伴う転写制御因子のクラスター形成などの動態も同時に定量する必要がある。しかし、複数のモダリティを同時に計測する複雑な計測系が存在しないため、この課題は未だに明らかにされていない。 本研究では、独自開発した単一遺伝子イメージングシステムを用いて特定の内在遺伝子の細胞核内局在と転写活性を定量する。加えて、転写活性化に伴い遺伝子近傍でクラスターまたはfociを形成するBRD4などの転写制御因子やエンハンサー領域も4つのモダリティを同時に生細胞イメージングし、核内局在を定量する。これにより、エンハンサー・プロモーター相互作用、転写活性化およびそれに伴う転写制御因子のクラスター形成との関連性を明らかにすることを目的としている。本年度は、4つのモダリティを同時に生細胞イメージングするシステムを構築した。今後、このシステムを利用した生細胞イメージングを実施することで、エンハンサー・プロモーター相互作用と転写動態の関係性の理解を深めることを目指す。
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Research Products
(17 results)
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[Journal Article] Precise immunofluorescence canceling for highly multiplexed imaging capturing specific cell state2023
Author(s)
Kosuke Tomimatsu,Takeru Fujii,Ryoma Bise,Kazufumi Hosoda,Yosuke Taniguchi,Hiroshi Ochiai,Hiroaki Ohishi,Kanta Ando,Ryoma Minami,Tachibana Taro,Kaori Tanaka,Seiichi Mori,Akihito Harada,Kazumitsu Maehara,Masao Nagasaki,Seiichi Uchida,Hiroshi Kimura,Masashi Narita,Yasuyuki Ohkawa
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Journal Title
bioRxiv
Volume: -
Pages: -
DOI
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