2013 Fiscal Year Annual Research Report
円筒型配位子の配位プログラミングによる新規な物質移動および制御システムの開発
Publicly Offered Research
Project Area | Coordination Programming - Science of Molecular Superstructures for Chemical Devices |
Project/Area Number |
24108707
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
秋根 茂久 金沢大学, 物質化学系, 教授 (30323265)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | ナノチューブ / 分子認識 / 大環状化合物 / 自己集合 / 超分子錯体 |
Research Abstract |
本研究では、新規なハイブリッド型金属錯体ナノチューブの構成要素となり得る円筒型化合物とその関連化合物の構築を目指した研究を行った。構成要素としてペンタセンキノンを用いた系では、クラウンエーテルとアルカリ金属イオンとの錯形成を利用した大環状自己集合錯体の構築を行った。ペンタセンキノンに二つの15-クラウン-5部位を導入した分子を合成し、これとカリウムイオン、ルビジウムイオン、セシウムイオンを錯形成させたところ、大環状の2:2型錯体が定量的に生成した。すなわち、扁平なチューブの構成要素となる大環状構造を簡単な手法で効率的に得ることに成功した。さらに、チューブの三つ又分岐部に相当する構造の構成要素となり得るカゴ型メタロホスト分子の合成を行い、その特異なゲスト認識能を明らかにした。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(22 results)