2013 Fiscal Year Annual Research Report
代謝シグナルによる視床下部NAD依存性脱アセチル化酵素SIRT1の制御機構の解明
Publicly Offered Research
Project Area | Crosstalk of transcriptional control and energy pathways by hub metabolites |
Project/Area Number |
24116505
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
佐々木 努 群馬大学, 生体調節研究所, 准教授 (50466687)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | SIRT1 / ユビキチン化 / E3リガーゼ / 視床下部 |
Research Abstract |
加齢は肥満の危険因子だが、NAD+依存性タンパク脱アセチル化酵素Sirt1は、加齢に伴い視床下部弓状核で減少する。そこで、視床下部弓状核によるエネルギーバランス制御に重要なPOMCもしくはAgRPニューロンでのSirt1過剰発現マウスを作成・解析した結果、これらのマウスではレプチン感受性が亢進し加齢に伴う体重増加が抑制された。他方、食事性肥満は視床下部弓状核のSirt1タンパクの過剰発現と視床下部NAD+量が減少させ、視床下部Sirt1過剰発現による抗肥満効果を消失させることが分かった。 そして、Sirt1のユビキチンE3リガーゼの探索を、リコンビナントタンパクの分子間相互作用を用いたスクリーニング系をもちいて、3つの候補(A~C)を同定した。これらのタンパクがいずれもSirt1と複合体を形成しうることを共免疫沈降法で確認した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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