2013 Fiscal Year Annual Research Report
多様なダイナミクスを学び,理解し,生み出す学習理論の新展開
Publicly Offered Research
Project Area | The study on the neural dynamics for understanding communication in terms of complex hetero systems |
Project/Area Number |
24120711
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Research Institution | Kyushu Institute of Technology |
Principal Investigator |
古川 徹生 九州工業大学, 生命体工学研究科(研究院), 教授 (50219101)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 自己組織化マップ / SOM / テンソル / コミュニケーション解析 / 自己理解 / 自己言及 / 視点推定 |
Research Abstract |
本年度は、コミュニティのメンバーが互いにインタラクションを持つ状況下で、メンバー同士が互いに評価・理解し合うことを通じて、メンバー各自が自分自身についての自己理解を行うことについて取り組んだ.特に自己認識形成を観測データからの推定問題として問題の定式化を行い,さらに推定アルゴリズムの導出を行った.具体的には以下のテーマを設定して取り組んだ. 第1にメンバーがコミュニティを見る「視点」を推定する問題について研究を行った。コンピュータグラフィクスで用いられるカメラ位置推定と3次元再構築アルゴリズムを導入し、メンバーの主観的評価空間の視点位置を推定した。この潜在視点推定法はコミュニティ内での視点推定にとどまらず、消費者がどのような視点で商品を見ているかを推定する際にも用いることが可能であり、実応用面でも有用なアルゴリズムを開発することができた。 第2は他者理解から自己理解が生じるプロセスの問題定式化とアルゴリズム導出である。このアルゴリズムを開発することは、学習機械(=観測者)が学習装置自身(=自己)を学習することに他ならず、自己言及可能な学習アルゴリズムを作ることに他ならない。これも主観的評価空間推定と組み合わせることで実行可能なアルゴリズムとして実現することができた。 第3はメンバーの自己変容について扱った.メンバー各自が自己の状況を理解できれば、自己をより望ましい方向へ変容させる行動が生じる。この際に、自己の努力で変容可能な範囲と、努力では変容不可能な範囲が存在する。メンバーの置かれた状況から変容可能な範囲を割り出すアルゴリズム開発を行い、健康管理に応用した。 この他、メンバーの関係データに欠損が含まれる場合の推定法などについても研究を行った。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)