Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
ガラス基板上に、粘土LB法を用いて、粘土積層膜を作成することに成功した。この膜のキャラクタリゼーション、及び、膜中の色素のキャラクタリゼーションを行った。その結果、色素が高密度に存在しながら、好適な光化学的性質を維持していることを明らかとした。また、異なる色素を用いることで、膜の積層方向へのエネルギー移動反応に成功し、光捕集デバイスの作成に向け、大きく前進した。特にLB法を用いて、精密な膜における定量的なエネルギー移動効率の算出に成功した。
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
当初予定していた、ナノシートー色素複合膜をLB法により作成することに成功した。また、エネルギー移動効率の測定にも着手することができた。今後展開予定の、一部の色素の合成が遅れているものの、おおよそ、計画通りに研究は進行している。
従来の予定どおり、ガラス器具の購入などを進め、研究を効率的に進める予定である。特に、エネルギー移動に用いる色素の種類を多数展開し、太陽光の有効利用という当初の目的を目指して研究を進める。ナノシートの積層数も、増やしていく予定である。
All 2014 2013
All Journal Article (5 results) (of which Peer Reviewed: 5 results) Presentation (5 results) (of which Invited: 2 results) Book (1 results)
Tetrahedron Lett.
Volume: 55 Pages: 2662-2666
10.1016/j.tetlet.2014.03.027
Volume: 55 Pages: 1024-1027
10.1016/j.tetlet.2013.12.072
Chem. Commun.
Volume: 50 Pages: 314-316
10.1039/C3CC47353H
J. Phys. Chem. A
Volume: 117 Pages: 7823-7832
10.1021/jp405767s
J. Phys. Chem. C
Volume: 117 Pages: 9154-9163
10.1021/jp4022757