2015 Fiscal Year Annual Research Report
ソレー係数測定による温度勾配を外場とするソフトマテリアルの非平衡物性解析
Publicly Offered Research
Project Area | Synergy of Fluctuation and Structure:Foundation of Universal Laws in Nonequilibrium Systems |
Project/Area Number |
26103529
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Research Institution | Tokai University |
Principal Investigator |
喜多 理王 東海大学, 理学部, 教授 (90322700)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | ソレー効果 / 温度勾配 / ソフトマテリアル / 非平衡系 / 分子物性 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、ソフトマテリアルの非平衡物性の解析から現象の普遍性を理解することを目指し、レーザー干渉法を用いた実験により基本的かつ挑戦的なテーマまでを包括する研究活動を行った。 物理的に制御可能な非平衡系として、安定な温度勾配をつくり、温度勾配をドライビングフォースとする濃度勾配形成現象についての一連のデータ取得が本研究の主要な内容である。 臨界現象やガラス転移現象などとのカップリングに着目しながら、ソフトマテリアルの分子レベルでの相互作用が、温度勾配下におけるマクロな濃度勾配形成の大きさと方向を決定している分子論的メカニズムを系統的に理解することが各実験系においてほぼ達成できた。これは、ソフトマテリアル研究および非平衡熱力学の発展に寄与する事を意味する。 2年間の研究期間内に設定していた個々のサブテーマにおいて、データ取得は計画通り進んだと言える。得られた成果の論文や国際会議等の業績は次項以降に記した。成果発表に至っていないデータや知見は、今後国際会議発表および論文投稿していく。また、本新学術領域の班友としてこの研究領域の発展に寄与していく所存である。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(68 results)
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[Presentation] 氷Ihの誘電緩和2015
Author(s)
佐々木海渡、喜多理王、新屋敷直木、八木原晋
Organizer
日本物理学会2015年秋季大会
Place of Presentation
関西大学千里山キャンパス(吹田市)
Year and Date
2015-09-16 – 2015-09-19
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