2015 Fiscal Year Annual Research Report
巨大な外場応答を示す柔らかな分子結晶の開発
Publicly Offered Research
Project Area | Science on Function of Soft Molecular Systems by Cooperation of Theory and Experiment |
Project/Area Number |
26104528
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
佐藤 治 九州大学, 先導物質化学研究所, 教授 (80270693)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 機械特性 |
Outline of Annual Research Achievements |
生体関連物質に学び、優れた機能を有する動的な分子集合システムを設計・開発することは物質化学における重要な研究課題である。しかし、分子集合体の機能を設計する技術はまだ十分には開拓されていない。我々は、分子集合体の化学の発展と、将来の分子デバイスへの応用の観点からダイナミックな機能を有する分子結晶の開発を進めている。ダイナミック特性を有する物質開発のためには、優れた機能を設計するだけでなく、スイッチング機構を持つ分子を機能性物質中に導入する必要がある。本研究では分子の構造変化によりメカニカル特性、磁性がスイッチするダイナミック分子結晶の開発を目指して研究を行い、エントロピー溜として作用するアルキル鎖を導入することにより、可逆で巨大な結晶変形と磁性のスイッチング特性を示すコバルト錯体を開発することに成功した。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(1 results)
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[Journal Article] Assembling an alkyl rotor to access abrupt and reversible crystalline deformation of a cobalt(II) complex2015
Author(s)
S.-Q. Su, T. Kamachi, Z.-S. Yao, Y.-G. Huang, Y. Shiota, K. Yoshizawa, N. Azuma, Y. Miyazaki, M. Nakano, G. Maruta, S. Takeda, S. Kang, S. Kanegawa, O. Sato
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Journal Title
Nature Commun.
Volume: 6
Pages: 8810
DOI
Peer Reviewed / Open Access