2015 Fiscal Year Annual Research Report
コモンマーモセットの示す向社会行動の遺伝―環境-脳内神経ネットワーク機能関連
Publicly Offered Research
Project Area | Empathic system |
Project/Area Number |
26118517
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Research Institution | Institute of Physical and Chemical Research |
Principal Investigator |
横山 ちひろ 国立研究開発法人理化学研究所, ライフサイエンス技術基盤研究センター, 上級研究員 (90264754)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 非ヒト霊長類 / 遺伝子多型 / ドーパミンD2受容体 / セロトニン1A受容体 / セロトニントランスポーター / PET |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、向社会行動(利他行動)の生後発達の神経機構を、脳内機能分子および神経ネットワーク機能から明らかにすることである。向社会行動を発現することが知られている非ヒト霊長類であるコモンマーモセットを用いて、以下の項目で実験を実施した。 Ⅰ.向社会行動の定量的評価:利他行動を評価するため、検査者の立ち合いの必要がない自動化されたオペラント行動課題装置の開発を行った。課題ボックスへの移動および馴化を効率化するための改良を重ね、2つの課題ボックスとその間の仕切り版を電磁式可視不可視とする、タッチパネル式TWINケージを導入した。また、自律神経系指標として心血管系動態をモニターするため、小型無線発信機の生体内への装着およびテレメトリー装置によるオンライン測定を行った。 Ⅱ.遺伝子解析:DNAサンプル試料として体毛および頬粘膜を採取し、オピオイド受容体、バソプレシン受容体、ドーパミン受容体の遺伝子多型データを蓄積した。 Ⅱ.脳機能イメージング:養育環境の異なる個体群を用いてセロトニントランスポーター、ドーパミンD2受容体、セロトニン1A受容体特異的PETトレーサーによるPET画像データを蓄積した。マーモセット用MRIコイルの評価、高解像度MRI解剖および機能画像取得に係る動物の麻酔環境、撮像および解析パラメータの最適化を進めた。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(7 results)
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[Presentation] In vivo dopamine D2 receptor binding in the brain cortical surface of humans, macaque monkeys and common marmosets.2016
Author(s)
Yokoyama C, Autio J, Ose T, Kawasaki A, Takeda C, Takahashi K, Igesaka A, Doi H, Watanabe Y, Hayashi T.
Organizer
第6回日本マーモセット研究会
Place of Presentation
東京大学農学部弥生講堂(東京都文京区 )
Year and Date
2016-12-12
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[Presentation] In vivo cortical dopamine D2 receptor binding in humans, macaques and marmosets.2016
Author(s)
Yokoyama C, Autio J, Ose T, Kawasaki A, Takeda C, Takahashi K, Igesaka A, Doi H, Watanabe Y, Hayashi T.
Organizer
Annual Meeting of Society for Neuroscience 2016
Place of Presentation
San Diego, USA
Year and Date
2016-11-16
Int'l Joint Research
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