2017 Fiscal Year Annual Research Report
福島原発事故により放出された放射性核種の環境動態に関する学際的研究
Compiling the Research Achievements
Project Area | Interdisciplinary Study on Environmental Transfer of Radionuclides from the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant Accident |
Project/Area Number |
17H06070
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
恩田 裕一 筑波大学, 生命環境系, 教授 (00221862)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 福島原発事故 / 放射能 |
Outline of Annual Research Achievements |
各計画研究を中心に連携を深め多くの研究を遂行してきたが,研究領域全体の施策として,研究項目ごとの連携研究・若手育成策・情報発信の強化を推進。総括班を主体に強化策の推進を行った。また、より密に連携を図るため,本領域の全体目標と最新の調査結果の共有を目的とした合同会議および合同調査の促進を行った。現在までに研究項目間での連携が行なわれている研究について, 本新学術領域研究により新たな研究領域の創成につながることの期待される下記の4つのテーマについて,総括班からもワークショップの開催等の補助をおこなうことにより,重点的に支援する下記の4プロジェクトを中心に,連携をより強固なものとした。1) 放出時の放射性物質の化学形態の探索・分析・解明に基づく放射性核種沈着プロセスの推定と移行への影響評価(項目A01, 項目A03, 項目A04)2) 森林における放射性物質の循環プロセスの解明とモデル化(項目A01,項目A03,項目A04)3) 陸域から河川を通じた海洋への放射性核種移行プロセスの解明とモデル化(項目A02,項目A03,項目A04)4) 環境中の放射性核種の動態と移行状況の把握に基づく地点別の被ばく量算定(項目A01,項目A02,項目A03,項目A04))特に4)については,放射能環境動態の研究成果を集結することにより,住民・生態系へのフィードバックを目的として,地域の被ばく量評価を行うものである。主要な合同会議として,3月には、東京お台場、未来館において公開シンポジウム「原発事故から7年、放射能汚染の状況はどこまで回復したか」を開催した。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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