2020 Fiscal Year Annual Research Report
Integrative system of autonomous environmental signal recognition and memorization for plant plasticity
Compiling the Research Achievements
Project Area | Integrative system of autonomous environmental signal recognition and memorization for plant plasticity |
Project/Area Number |
20H05603
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
木下 俊則 名古屋大学, 理学研究科(WPI), 教授 (50271101)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松林 嘉克 名古屋大学, 理学研究科, 教授 (00313974)
松永 幸大 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (40323448)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 植物 / 環境応答 |
Outline of Annual Research Achievements |
本領域は、移動しない植物が備えている柔軟かつ合理的な環境応答システム「自律分散型環境応答統御システム」について、これまで盛んに研究が進められてきた「局所的・自律的応答システム」に加え、「長距離シグナリング」や「環境記憶システム」という時空間的な観点も含めて統合的に解析を進めてきた。これまでに463報の原著論文を発表し、これらの多くはインパクトの高い国際科学誌に掲載され、新聞等のメディアでも数多く取り上げられている。 研究成果とりまとめにおいては、これらの成果を日本語の冊子体で、またインターネットを利用した配信を通じて分かりやすく紹介する取り組みを行った。最終年度はインターネットを利用した配信のひとつとして、研究者インタビューサイト「植物科学のトビラ」を開設し、植物科学の面白さを社会一般に広く発信することを目指した。これまでに計画班および公募班のPIから14名を取材し、研究者になったきっかけ,研究内容やその面白さ,成果の社会的意義などを象徴的な写真とともにインタビュー形式で紹介している。毎日50~100件のアクセスがあり、班員の研究がメディア放映された際などには検索サイトを経由した訪問者でアクセス数が数倍に増えることから、情報発信サイトとして一定の役割を果たしていると自負している。領域研究の終了後も引き続き更新を続けており、現在24名の記事を掲載中である。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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