2021 Fiscal Year Annual Research Report
数理解析に基づく生体シグナル伝達システムの統合的理解
Compiling the Research Achievements
Project Area | Integrative understanding of biological signaling networks based on mathematical science |
Project/Area Number |
21H00454
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
武川 睦寛 東京大学, 医科学研究所, 教授 (30322332)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
尾山 大明 東京大学, 医科学研究所, 准教授 (30422398)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 分子細胞生物学 / 数理生物学 / 医科学 / 構造生物学 / プロテオミクス / ケミカルバイオロジー |
Outline of Annual Research Achievements |
新学術領域研究「数理シグナル」では、数理生物学、分子細胞生物学・医科学、構造生物学、プロテオミクス、およびケミカルバイオロジー研究者の有機的な連携により、シグナル伝達ネットワークのダイナミクスとその調節機構を明らかにして、生命機能制御の基本原理を抽出すると共に、その破綻がもたらす疾患発症機構を包括的に解明することを目標に研究を推進してきた。また、近年特に発展の著しい、オミクス解析、分子イメージング、生物有機化学、および数理科学分野の新たな技術や方法論を積極的に導入して「実験」と「理論」を融合させることで、生命科学分野における数理・情報解析の精度を一段と向上させ、細胞応答を正確に予測し、生命機能制御や疾患治療の鍵となる重要分子を抽出する新たな生命機能解析技術・理論を確立することも目標とし研究を実施した。さらに、得られた成果を基に、シグナル伝達を自在に操る革新的基盤技術の開発や創薬への応用・発展を目指して、研究を展開してきた。 本研究では、新学術領域の研究活動を通じて得られた最先端の成果とそれらを発信し続けた領域の活動を広く周知すること、さらにその成果をふまえて、次のシグナル伝達研究の進む方向性を示すことを目的として、成果の取り纏めを行った。具体的には、 1)研究成果報告書(冊子体)の印刷と配布:領域内で行われた各計画研究・公募研究の研究成果をとりまとめ、さらにその要点を俯瞰できるようにした冊子体を作成して、関連機関や研究者に郵送した。また成果を領域ホームページに掲載し積極的に公開した。2)総括班会議の開催:総括班員全員による会議を開催し、5年間の領域の活動、成果について総括した。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(20 results)