Budget Amount *help |
¥56,290,000 (Direct Cost: ¥43,300,000、Indirect Cost: ¥12,990,000)
Fiscal Year 2020: ¥13,000,000 (Direct Cost: ¥10,000,000、Indirect Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2019: ¥13,130,000 (Direct Cost: ¥10,100,000、Indirect Cost: ¥3,030,000)
Fiscal Year 2018: ¥13,130,000 (Direct Cost: ¥10,100,000、Indirect Cost: ¥3,030,000)
Fiscal Year 2017: ¥13,130,000 (Direct Cost: ¥10,100,000、Indirect Cost: ¥3,030,000)
Fiscal Year 2016: ¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
令和2年度は、英国MRCとの研究では、1946 British Birth Cohortデータにて、思春期の主体価値と自己制御の相互作用が、高齢期のウェルビーイングを予測することを示した研究を投稿・公刊した(Yamasaki et al Posit Psychol, 2020)。英国Bristol大学との研究では、Sarah Sullivan博士らALSPAC研究チームとTTCチームとの間で、両コホートデータを用いたクロスコホート研究を行い、児童思春期における主体感の発達が十分でない場合には,精神的健康悪化の指標である精神病症状体験の体験リスクが高まることが,日英双方のコホートデータから共通して確認出来た(Sullivan, Yamasaki et al Front Psychol, 2021)。米国Fordham大学との共同研究では,二つの精神病症状体験に関する縦断研究の論文投稿を行った。 リカバリー研究は、精神疾患をもつ人の主体価値の不調からの回復に関するインタビュー調査について解析をすすめ、主体価値からの回復過程とその促進因子を明らかにし、論文投稿を行った。 海外派遣は、派遣後の研究員4名が研究を継続した。豪国派遣研究員は、TTCや豪国コホートデータを用いた共同研究の成果を投稿・公刊した(Fujikawa, Patton et al Acad Pediatr, 2020)。英国派遣研究員1名は、共同研究を継続し論文投稿や学会発表を実施、もう1名は、大規模脳画像データと機械学習技術を用いた個人差の神経基盤理解等の論文投稿等を継続した。オーストリア派遣研究員は、安静時fMRIから報酬系の変化及びうつ症状との関連解析を行った。
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