Budget Amount *help |
¥173,160,000 (Direct Cost: ¥133,200,000、Indirect Cost: ¥39,960,000)
Fiscal Year 2021: ¥21,450,000 (Direct Cost: ¥16,500,000、Indirect Cost: ¥4,950,000)
Fiscal Year 2020: ¥21,450,000 (Direct Cost: ¥16,500,000、Indirect Cost: ¥4,950,000)
Fiscal Year 2019: ¥21,450,000 (Direct Cost: ¥16,500,000、Indirect Cost: ¥4,950,000)
Fiscal Year 2018: ¥21,450,000 (Direct Cost: ¥16,500,000、Indirect Cost: ¥4,950,000)
Fiscal Year 2017: ¥87,360,000 (Direct Cost: ¥67,200,000、Indirect Cost: ¥20,160,000)
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
令和元年度に予定していた総括班事業計画のほとんどを実行することができ、順調に本領域の研究が進展しているものと判断している。これまでに、計画および公募班員による世界トップレベルの論文誌への掲載を始め、大変優れた研究成果が次々に報告され、複数のプレスリリースや多くの受賞もある(原著論文221件:解説・総説45件:書籍出版17件:学会招待講演 234件:学会一般講演248件:学会ポスター発表213件:特許7件:プレスリリース14件:受賞54件)。また、多くの公開シンポジウムやワークショップを実施し、領域内で得られた最新の成果を報告することで、「分子夾雑の生命化学」という新しい学術領域をアピールすることに成功している(令和元年度:主催7回, 共催4回)。さらに、若手研究者が地域ワークショップを企画・開催することで、計画班と公募班員との親密な交流を図ると同時に、若手研究者の育成を促進した。また、領域研究拠点である CIBIC に設置した測定機器共同利用により優れた研究成果が出てきており、トップジャーナルを含む論文誌に掲載されている。領域広報活動については、本領域のホームページを通じて関連分野の研究者に向けた情報を発信していることに加え、年2回のニュースレターの発行を行っている。出版事業としては、「現代化学(東京化学同人)」で連載を完了し、「化学と工業」誌で分子夾雑に関する特集を組んだ。国際活動支援においては、(1)日本人若手研究者の派遣、(2)レクチャーツアー、(3)著名海外研究者の招聘・招待等の取り組みを積極的に支援することで、本領域を「分子夾雑の生命化学」の中心的な国際拠点として発展させ、我が国の生命化学研究の国際的プレゼンスを大きく高めつつあると考えている。このような理由から、当初に計画した目的、計画・方法に対する達成度は高く、領域活動は概ね順調に進展していると判断できる。
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