Project Area | Multi-level Environmental Governance for Sustainable Development |
Project/Area Number |
18078007
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Humanities and Social Sciences
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
UETA Kazuhiro 京都大学, 経済学研究科, 教授 (20144397)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
MORI Akihisa 京都大学, 地球環境学堂, 准教授 (30293814)
TAKADA Mitsuo 京都大学, 光学研究科, 教授 (30127097)
ASANO Kouta 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (50263124)
MOROTOMI Tohru 京都大学, 経済学研究科, 教授 (80303064)
足立 幸男 京都大学, 大学院・人間・環境学研究科, 教授 (10091092)
新澤 秀則 兵庫県立大学, 経済学部, 教授 (40172605)
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Co-Investigator(Renkei-kenkyūsha) |
MUROTA Takeshi 同志社大学, 経済学部, 教授 (40104749)
NIIZAWA Hidenori 兵庫県立大学, 経済学部, 教授 (40172605)
ADACHI Yukio 関西大学, 政策創造学部, 教授 (10091092)
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Project Period (FY) |
2006 – 2012
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2012)
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Budget Amount *help |
¥75,500,000 (Direct Cost: ¥75,500,000)
Fiscal Year 2012: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2011: ¥10,600,000 (Direct Cost: ¥10,600,000)
Fiscal Year 2010: ¥10,600,000 (Direct Cost: ¥10,600,000)
Fiscal Year 2009: ¥13,200,000 (Direct Cost: ¥13,200,000)
Fiscal Year 2008: ¥13,200,000 (Direct Cost: ¥13,200,000)
Fiscal Year 2007: ¥13,200,000 (Direct Cost: ¥13,200,000)
Fiscal Year 2006: ¥13,200,000 (Direct Cost: ¥13,200,000)
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Keywords | 持続可能な発展 / 環境ガバナンス / 重層性 / 環境政策統合 / 東アジア / ポリシー・ミックス / コモンズ / 環境財政改革 / 持続可能性指標 / ガバニング / 研究ネットワーク / 環境評価 / 国際的研究ネットワーク / 学際的総合研究 / ウェブページ / 持続可能な都市 / 地球温暖化防止 / 環境税 |
Research Abstract |
本研究領域は、持続可能な発展論と環境ガバナンス論を重層性に着目して統合的に再構成し、持続可能な社会を実現するための理論的基礎と実践的指針を確立するという極めて実践的な問題意識を持ってすすめた。個々の研究成果を理論的・実現的に蓄積させ有機的に結合することにより、従来にない先導的で基盤的な意義を有する研究成果としてまとめた。さらに、これまでに得られた学術的研究成果を基に、最終報告書として5巻にのぼる英文学術書を取りまとめた。そのうち2巻については出版し、残り3巻についても編集作業がほぼ完了した。留意した点はいかのとおりである。 昨年度までに国内外で開催された国際会議や学会において研究成果を公表してきたが、そこで得られたコメント等は本領域研究の問題意識と方法等に対しておおむね好意的であった。さらに、本領域の学術的価値を適切に評価し、国際的な評価を受けるべく適宜アドバイスを求めてきた国内外の有力研究者からの指摘は本領域研究のオリジナリティに関して高い評価を得ており、その核心部分と改善に向けての示唆を最終報告書である英文学術書5巻に反映させた。国際学術誌や国内学会誌に掲載された研究成果も多数にのぼるが、それらのエッセンスに加えて中間報告書に対する論評も考慮して、本領域研究の成果を総体として持続可能な発展の重層的環境ガバナンスに関する理論的実証的体系としてまとめた。そして、その成果を国際的に発信すべく英文で出版した。また、領域研究全体としての成果を、速やかに社会に提供できる環境を構築するべく、インターネット・ウェブ・ページを開設し、外部から自由にアクセスできるようにした。これにより、国内外を問わず、この領域に関心を示す研究者とコミュニケーションに基づく批判的吟味を受け討議を行うことが可能となった。
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