Organizer
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
本領域は、従来の「成長から衰退へ」という固定的な発達・加齢観を刷新し、人間の生涯における変化を、多様な成長と変容を繰り返す生涯発達のプロセスとして明示することを目的とする。そして、人間に関する人文社会科学の多様な学問分野を融合することで、新しい学際的研究分野としての「生涯学」を創出する。その目的を達成するために、本領域では心理学、社会学、文化人類学、教育学を有機的に連携させ、基礎から応用までの展開を進める多元的な人間研究を実施する。本領域の親展によって、全世代の人々が豊かな人生を享受できる超高齢社会を実現するための科学的基盤と、その実現に必須の新しい生涯観を提供できると考えている。