Management of non-domain biopolymer research group
Project Area | Biology of Non-domain Biopolymer |
Project/Area Number |
21H05273
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Transformative Research Areas, Section (III)
|
Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
中川 真一 北海道大学, 薬学研究院, 教授 (50324679)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
廣瀬 哲郎 大阪大学, 大学院生命機能研究科, 教授 (30273220)
尾山 大明 東京大学, 医科学研究所, 准教授 (30422398)
稲田 利文 東京大学, 医科学研究所, 教授 (40242812)
荒川 和晴 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 教授 (40453550)
甲斐 歳恵 大阪大学, 大学院生命機能研究科, 教授 (40579786)
依田 隆夫 長浜バイオ大学, バイオサイエンス学部, 准教授 (50367900)
伊藤 拓宏 国立研究開発法人理化学研究所, 生命機能科学研究センター, チームリーダー (70401164)
泊 幸秀 東京大学, 定量生命科学研究所, 教授 (90447368)
|
Project Period (FY) |
2021-09-10 – 2026-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
|
Budget Amount *help |
¥27,950,000 (Direct Cost: ¥21,500,000、Indirect Cost: ¥6,450,000)
Fiscal Year 2024: ¥5,850,000 (Direct Cost: ¥4,500,000、Indirect Cost: ¥1,350,000)
Fiscal Year 2023: ¥5,980,000 (Direct Cost: ¥4,600,000、Indirect Cost: ¥1,380,000)
Fiscal Year 2022: ¥5,980,000 (Direct Cost: ¥4,600,000、Indirect Cost: ¥1,380,000)
Fiscal Year 2021: ¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
|
Keywords | 超天然変性タンパク質 / ゲノム編集 / 相分離 / ノンコーディングRNA / lncRNA / 天然変性タンパク質 / 天然変性領域 / 非ドメイン型バイオポリマー |
Outline of Research at the Start |
本領域では、種間で高度に保存された一次配列や既知の機能ドメインを持たないにも関わらず重要な機能を発揮するRNAやタンパク質を非ドメイン型バイオポリマーと定義し、その生理的な役割から分子レベルの分子機構まで階層横断的な研究を進め、新たな動作原理に基づく画期的な生体制御技術を開発することを目指しています。総括班では、この研究を円滑にすすめるため、領域の班員間の交流を深めるためのイベントを開催するとともに、領域の成果をホームページやSNSなどを通じて広く一般に発信していきます。
|
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は一回目の公募班の2年目に当たり、公募班員からは具体的な研究成果も出始めた。領域内の連携を深めるために鶴岡市において1泊2日の領域会議を開催して各研究代表者・研究分担者が進捗状況についてプレゼンテーションを行ったほか、今後の共同研究を促進するために研究交流の時間を設けた。ワールドポスター形式のポスター発表も昨年同様に実施し、各研究室から参加したポスドクや学生間の交流も深めることが出来た。 国際連携の活動として、タンパク質の相分離研究の世界的な権威であるSt. Jude Children's Research HospitalのRichard Kriwacki氏、ならびにJohn Hopkins大学のDanfeng Cai氏を招聘し、日本分子生物学会のシンポジウムを開催したほか、個別のディスカッションの時間を設けて非ドメイン生物学の領域運営についてアドバイスを受けた。また、計画研究代表者である廣瀬と甲斐も分子生物学会でシンポジウムを開催し、lncRNA研究の第一人者であるKing's Colleage LondonのEugene Makeyev氏と生殖顆粒研究をアクティブに行っているMDI Biology laboratoryのDustin Updike氏を招聘しており、これらの海外研究者との交流を図るため理研シンポジウム「Architecture and Function of Biological Assemblies」を共催した。 さらに、次世代の若手研究者の育成のために熊本で行われたRNAフロンティアミーティングの開催を支援し、領域に属する研究室の若手研究者も数多く参加した。 また、領域のコンセプトを広く発信するため、計画研究の代表者で総説を共同執筆し、Genes to Cells誌に発表した。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
国際交流、若手育成ともに計画通りの活動が行われている。また、領域内の研究者による共同研究も順調に行われており、領域代表者の中川、計画研究代表者の廣瀬による共同研究は、Nature Cell Biology、Molecular Cellなど、当該分野のトップジャーナルに掲載されるに至った。
|
Strategy for Future Research Activity |
引き続き、来年度も分子生物学会や生化学会など国内の大規模学会においてシンポジウムを積極的に開催し、海外のトップ研究者を招聘することで国際研究コミュニティーに向けて領域の成果を積極的に発信していく。領域会議における研究交流は非常に重要な位置を占めていることから、来年度は新たな公募班も加わる事も踏まえ、これまでよりも拡大した日程で領域会議を開催する予定である。RNAフロンティアミーティングの開催支援を通した若手育成も継続して行っていく。
|
Report
(3 results)
Research Products
(3 results)