Planned
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
本研究では、大きく3つの課題に取り組む。1.骨格形成過程で働く細胞の詳細な挙動をライブ・イメージングで捉え、細胞挙動の鍵となる分子機能を解明する。2.異なる作業を行う第2の細胞グループとして、芽球骨片を用いた芽球コート形成過程の詳細を3次元で長時間のライブイメージングで捉え、1と同様、作業員細胞の挙動の詳細と分子機構を明らかにする。3.骨片骨格形成過程における細胞挙動の違いが、カイメン動物の多様な形態を生み出す仕組みの解明を目指し、同じ形状の骨片を用いながらマクロな形態の異なるヌマカイメンなどカワカイメンと他の種類のカイメンとの骨格形成の作業員細胞の挙動の違いを明らかにする。