| Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
|
| Research Abstract |
世界最大規模の堆積盆地であるバングラデッシュからベンガル湾に至る地域の成因を明らかにするため,インド亜大陸とユーラシナ大陸の衝突後のヒマラヤ山系の隆起・削剥及び盆地への堆積過程を衛星リモートセンシング観測と数理モデリングを組み合わせて解析を行った。衛星データとしては,米国Landsat衛星のTMデータの他,日本製センサであるASTERのデータを資源・環境観測解析センターから入手し,海水または河川水中の懸濁物濃度(SSC : Suspended Sediment Concentration)を見積もるため,アルゴリズムの検討を行った。さらに,現地調査結果との比較によりSSC見積り結果の検証を行った。現地調査では河川や海の水試料を採取し,SSCだけでなく懸濁物の粒度,塩分濃度,水温などを測定するとともに,衛星データの反射率変換に用いるために均質な地上ターゲットの反射率測定も行った。その結果,複数の時期の衛星データの解析により,この地域のSSCの空間分布の時間的変化を明らかにすることができた。また,沿岸域において堆積過程が起こっているゾーンを特定することも可能であった。一方,ベンガル湾とベンガル扇状地における堆積過程を明らかにするため,博士課程で作成した数理モデルの改良を行いつつ,シミュレーションを実施した。これまでに得られたシミュレーション結果については,地震探査データや重力データ等と比較し,この地域の堆積過程についての地質学的な解釈を行った。これらの研究成果は,国際学術雑誌に投稿した。
|