Project/Area Number |
00J02048
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
知能情報学
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Research Institution | Nagoya Institute of Technology |
Research Fellow |
岩田 員典 名古屋工業大学, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2000 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | マルチエージェント / 協調行動 |
Research Abstract |
本年度はマルチエージェントシステムにおけるエージェントの協調行動についての研究を行った.マルチエージェントシステムでは複雑に変化する環境において複数のエージェントが自律的に個々の目標達成のために行動するため,システムとしての目標を効率よく達成するためにはエージェント同士の協調行動が必要不可欠である.そこで,エージェントが持つ目標に着目し協調行動を行う方法についての研究を行った. 複数のエージェントが効率よく協調行動を行うためには重複する無駄な行動を省き,その分だけ目標達成に必要な行動を行うことが望まれる.そのため本研究ではエージェントが持つ目標に着目し,目標の類似度が高いエージェント間でグループを構成する方法を提案した.目標の類似度が高いエージェント同士は同じ行動を選択する確率が高いため複数のエージェントに選択された行動が冗長な行動になる可能性が高くなる.このことから,本研究ではこのような冗長な行動をグループ内で減少させることによりシステム全体の効率を高くする方法を提案した. また,本研究では提案した方法を評価するために火災現場において火事を消火するエージェントの実装を行った.このような火災現場では火の広がり方が一定ではなく複雑なためエージェントが効率よく行動しないかぎり災害を食い止めるのは困難である.そのため本研究で提案した方法を評価するのに適した環境であると言える.この環境を用いて評価した結果本研究の手法は有効であることが示せた. さらに,これらの研究成果を論文にまとめ国際会議などで発表した.
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)