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ストレスによるヒラメ免疫能低下機構の解明

Research Project

Project/Area Number 00J02599
Research Category

Grant-in-Aid for JSPS Fellows

Allocation TypeSingle-year Grants
Section国内
Research Field General fisheries
Research InstitutionKyoto University
Research Fellow 東畑 有希 (徳田 有希)  京都大学, 農学研究科, 特別研究員(PD)
Project Period (FY) 2000 – 2002
Project Status Completed (Fiscal Year 2002)
Budget Amount *help
¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,900,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Keywordsインターロイキン6 / ヒラメ / リンパ球 / ストレス / グルココルチコイド
Research Abstract

ストレスに反応して免疫応答を調節しているサイトカインの一つにインターロイキン6(IL-6)があるが,これまでに魚類のIL-6は発見されていなかった。IL-6は活性化されたリンパ球で発現が誘導されると予想されることから,リポポリサッカライド(LPS)刺激リンパ球および非刺激リンパ球より調製したcDNAについてPCRサブトラクションを行い,刺激リンパ球において特異的に発現しているcDNAの解析を行った。得られた312のcDNAクローンの塩基配列を決定し,相同性検索を行った結果,221クローンが既報遺伝子との相同性を有していた。これらのうち26クローンが,ほ乳類等で既に報告されている免疫応答に直接関与していると思われる下記14種類と29〜100%のアミノ酸同一性相同性を有していた。
1)サイトカイン(IL-1β,IL-6,IL-8)
2)サイトカインレセプター(IL-1レセプタータイプII, IL-2レセプターβ鎖,IL-17レセプター)
3)IL-1 receptor-associated kinase3
4)IL-1 receptor accessory protein
5)その他MHCクラスIなど
これらのほとんどすべてが,ヒラメでは新規な遺伝子であった。
IL-6との相同性が認められたクローンはヒトIL-6の第4エキソン後半から第5エキソン全体に相半する部分を含んでおり,イントロンの挿入部分も合致していた。また発現量の変化をRT-PCR法により調べた結果,ヒラメIL-6様遺伝子は,LPSおよびコンカナバリンA刺激により発現量が増加し,LPSと同時にストレス応答ホルモンであるグルココルチコイドで処理したリンパ球では増加しないことが明らかになった。

Report

(1 results)
  • 2002 Annual Research Report

URL: 

Published: 2000-04-01   Modified: 2021-09-24  

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