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小脳におけるニューロン/グリア相互依存的発達とその分子機構に関する研究

Research Project

Project/Area Number00J07190
Research Category

Grant-in-Aid for JSPS Fellows

Allocation TypeSingle-year Grants
Section国内
Research Field Nerve anatomy/Neuropathology
Research InstitutionHokkaido University
Research Fellow 深谷 昌弘  北海道大学, 大学院・医学研究科, 特別研究員 DC1
Project Period (FY) 2000 – 2002
Project Status Completed(Fiscal Year 2002)
Budget Amount *help
¥3,000,000 (Direct Cost : ¥3,000,000)
Fiscal Year 2002 : ¥1,000,000 (Direct Cost : ¥1,000,000)
Fiscal Year 2001 : ¥1,000,000 (Direct Cost : ¥1,000,000)
Fiscal Year 2000 : ¥1,000,000 (Direct Cost : ¥1,000,000)
Keywords小脳 / プルキンエ細胞 / バーグマングリア / 接着分子 / in situハイブリダイゼーション
Research Abstract

小脳において既知の分子とは異なるが相同な細胞接着分子を追求する目的で、種々の接着分子の機能領域に対する抗体を作製した。それらの抗体を用いて免疫組織化学的にマウスの脳を染色したところ、その中の一つの抗体が本来その接着分子を有する神経細胞に加え小脳プルキンエ細胞膜を認識し、抗体が認識する分子の分子量が若干異なっていることが判明した。その抗体を用いて抗体スクリーニングを行い、プルキンエ細胞とバーグマングリアとの新規接着分子と考えられる分子のcDNAの単離を試みた。さらに、この抗体の認識アミノ酸配列から既知のタンパク質との相同性検索を行い、相同性の高い分子の脳内分布の解析を試みた。
マウス小脳cDNAライブラリーを用いた抗体スクリーニングの結果、いくつかの抗体陽性クローンが得られた。それらのクローンからcDNAを単離しシークエンスを行い塩基配列を決定した。それらの塩基配列と既知のマウス遺伝子との相同性を検索したところ新規分子であることが判明した。その塩基配列をもとに45塩基のDNAオリゴプローブを作成しin situハイブリダイゼーションをマウスの脳で行った。その結果、すべてのプローブで神経細胞に広く分布する発現パターンとなり、小脳プルキンエ細胞に特異的に発現するクローンは得られなかった。また。アミノ酸配列検索の結果から得られた分子においても小脳プルキンエ細胞に特異的に発現する分子は単離できなかった。
今後も、マウス小脳cDNAライブラリーを用いた抗体スクリーニングを行いながら、抗体を用いた脳内タンパクの精製を試み、さらにマウスゲノムでの検索も試み、小脳プルキンエ細胞特異的接着分子を多方面から検索、解析していく予定である。

Report

(1results)
  • 2002 Annual Research Report

Research Products

(1results)

All Other

All Publications

  • [Publications] Fukaya M, Kato A, Lovett C, Tonegawa S, Watanabe M: "Retention of NMDA receptor NR2 subunits in the lumen of endoplasmic reticulum in targeted NR1 knockout mice"Proceedings of National Academy of Sciences. (in press).

    • Related Report
      2002 Annual Research Report

URL :

Published : 2000-04-01   Modified : 2016-04-21  

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