Research Project
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
調査研究航空レーザー測距法によるカナダ、シベリアおよび御嶽山での調査結果を取りまとめ、このうちカナダでは点、線、面推定による葉面積を比較し、またトランセクト候補地の植生調査を行った。1.カナダで行ったプロット調査データ、レーザー測距、衛星画像をもとにした点、線、面推定による広域葉面積を比較し、レーザー測距による広域測定の優位性を明らかにした。2.これまで3年間に行った、カナダ、シベリアおよび御嶽山でのレーザー測距を取りまとめたところ、カナダとシベリアでは、レーザー測距による葉面積が環境傾度に沿い分布していることから、将来温暖化により植生の変動が起こる可能性を提示した。3.博士取得後もPDとしてレーザー測距による広域葉面積測定の研究を続ける予定で、その準備としてカナダ、ユーコン準州ドーソンシティからノースウェスト準州イヌビックにわたるレーザー測距トランセクト候補地600kmの区間を下見し、地上実測調査の際必要となる植生マッピングを行った。研究発表上記1,2の研究成果を以下のとおり、論文として3編投稿したことに加え、今までの研究を博士論文として取りまとめたほか、内外のシンポジウムにおいて口頭で1件、ポスターで2件発表した。・論文 3編(11.研究発表に記載)・博士論文:航空レーザー測距法による亜寒帯森林葉面積の広域測定.愛媛大学大学院連合農学研究科.2003年2月・口頭発表(1)16th Ehime University United Graduate School Summer Seminar. 2002年6月.愛媛・ポスター発表(1)5^<th> International Symposium on Spatial Accuracy Assessment in Natural Resources and Environmental Sciences. 2002年7月.メルボルン(2)International Symposium on Response o Terrestrial Watershed Ecosystems in Monsoon Asia to Global Change. 2002年11月.京都
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