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テロメアに特異的に転移するレトロトランスポゾンの機能解析

Research Project

Project/Area Number 00J08289
Research Category

Grant-in-Aid for JSPS Fellows

Allocation TypeSingle-year Grants
Section国内
Research Field 遺伝
Research InstitutionThe University of Tokyo
Research Fellow 高橋 秀和  東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 特別研究員(PD)
Project Period (FY) 2000 – 2002
Project Status Completed (Fiscal Year 2002)
Budget Amount *help
¥3,600,000 (Direct Cost: ¥3,600,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
KeywordsLINE / non-LTR型レトロトランスポゾン / SART1 / TRAS1 / カイコ / テロメア / 転移 / in vitro
Research Abstract

筆者はnon-LTR型レトロトランスポゾン(LINE)の転移機構を解明することを目的に研究を行ってきた。これまでに、カイコのテロメア反復配列(TTAGG)nに特異的に転移するSART1レトロトランスポゾンを、In vivoで転移させる系を確立した(Takahashi&Fujiwara, EMBO Journal 2002)。今年度はLINEの転移の詳細なメカニズムを解明するために、In vitroで転移を再現しようと試みた。まずSART1の2つのORFにコードされたタンパク質を、バキュロウイルスベクターから発現・精製した。これたのタンパク質を、SART1のRNA・dNTPsと共に、テロメア配列(TTAGG)nを含むDNA配列をインキュベートして、テロメア反復配列中にSART1が転移するかどうか調べた。方法にはPCRやサザンハイブリダイゼーションを用いたが、SART1が転移していることを示す結果は得られなかった。その原因の一つとして、LINEの転移にホスト生物の他のタンパク質が必須である可能性がある。LINEはウイルスなどと違い、転移はホストに強く依存していると考えられている。SART1の場合、テロメアのクロマチンタンパク質を認識して、転移しているのではないかもしれない。今後はまずテロメアなどのクロマチン構造を詳細に解析することによって、最終的にLINEの転移機構を解明したい。尚、SART1のORF1の詳細な機能解析にも共同研究者として参画し、核内局在シグナルなど転移に重要なドメインを解析した。この結果は現在投稿準備中である(Matsumoto, Takahashi and Fujiwara)。

Report

(1 results)
  • 2002 Annual Research Report

URL: 

Published: 2000-03-31   Modified: 2016-04-21  

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