Research Project
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
少子化・高齢化と経済成長に関する研究では、「高齢化と経済成長-高齢化社会で人的資本が経済成長に果たす役割-」改題「高齢化・人的資本と経済成長-高齢化と経済成長の非線形性-」(両角良子)を日本人口学会(於明治大学2002年6月9日)・日本経済学会(於小樽商科大学2002年6月15日)で報告した。少子化・高齢化については、マイクロデータによる分析にも着手し、分析上の必要性から、ノンパラメトリック回帰に関するサーベイ論文「ノンパラメトリック回帰-カーネル法の理論と実践」統計情報研究開発センター(Sinfonica)研究叢書『家計のミクロ統計分析』第6章(元山斉・両角良子)と、女性・高齢者就業に関するサーベイ論文「女性の出産・就業,高齢者就業」統計情報研究開発センター(Sinfonica)研究叢書『家計のミクロ統計分析』第7章(両角良子)を執筆した。実際のデータを用いた分析は、論文「80年代・90年代の勤労者世帯の所得・消費・貯蓄-コーホート効果・年齢効果・時間効果による分析-」(両角良子・荒木万寿夫・美添泰人)にまとめられており、平成15年度日本経済学会(於大分大学)で報告予定である。また、マイクロデータを用いた分析として、世帯属性に着目した個人の予防行動についての分析も行った。論文「疾病予防行動におけるモラルハザードの実証研究」改題「一次予防・二次予防・医療需要についての実証分析-モラルハザードの存在と一次・二次予防間のSelf selection biasの医療需要への影響-」(両角良子・井伊雅子)として、日本経済学会(於広島大学2002年10月14日)で報告した。
All Other
All Publications (3 results)