市街地映像の認識とこれを用いた3次元地図の自動生成に関する研究
Project/Area Number |
00J09539
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
情報通信工学
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
川崎 洋 東京大学, 生産技術研究所, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2000 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | マルチメディア地図 / 映像の構造化 / バーチャルリアリティ / 全方位映像 / 画像認識 / コンピュータグラフィクス |
Research Abstract |
テレビの多チャンネル化や映像伝送技術の発展などにより,映像情報、特に実世界映像の重要性が増してきている。本研究では,実世界映像を有効に利用するために,市街地の建物を撮影した映像から、マルチメディア地図を自動生成し、これを効果的にプレゼンテーションするシステムの開発を目指している。 初年度では、映像情報の構造化および認識が安定して行える手法の開発を研究目標とし、具体的には画像中の看板など特徴のある物体や、動画像であることを利用した時空間画像解析などを組み合わせることにより、効率的な街の認識を実現した. 2年度目には、初年度の研究において得た認識結果を用いて、地図情報に対応した建物のテクスチャ画像を映像から取得、このテクスチャ画像を地図情報に重ねることで仮想3次元地図の自動生成を行うことを実現した. 3年度目には、これまでの研究により得られた街のモデルおよび、テクスチャを用いて、現実感豊かに自由視点からの景色を再現するための研究を行った.また、これまでの成果を、会議を中心に発表することも目的とした。 本研究を遂行するにあたり、樹木などの細かい形状を持った物体を、現実感豊かに再現するためのコンピューターグラフィックの技術が必要であるが、その最新の動向を把握するために、SIGGRAPHと呼ばれる著名なグラフィックの国際会議に参加し、情報を収集した.また、そこで収集した情報をもとに、最新のグラフィックカードを巧みに利用することで、これを効率的に実現する新しい手法を提案し、国際会議、国内会議、国内研究会にて発表を行った。その際、最新型のノートPCを用いることで、聴衆の前で実際の描画をプレゼンテーションすることが出来、本手法の有効性を効果的に示すことが出来た。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)