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グレイティングカプラを用いたホログラムの再生に関する研究

Research Project

Project/Area Number 01550034
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 物理計測・光学
Research InstitutionKyoto Institute of Technology

Principal Investigator

久保田 敏弘  京都工芸繊維大学, 工芸学部, 助教授 (50013181)

Project Period (FY) 1989
Project Status Completed (Fiscal Year 1989)
Budget Amount *help
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 1989: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Keywordsホログラフィ / ホログラム / ホログラフィック・ディスプレイ / ホログラム光学素子 / 回折格子
Research Abstract

本研究は、ホログラムと再生光源を一体化し、コンパクトな装置で再生を可能にすることによって、ホログラムの応用範囲を拡げようとするものであり、以下の事柄について研究を行った。
1.本研究のキ-デバイスとなる一本の細いレ-ザ-光束を、広い面積の光束に変換するための薄膜素子について検討した。薄膜素子としてガラスブロックと回折格子を組み合せる方法、多数のミラ-を配列する方法などが考えられるが、本年度は回折格子を銀塩乳剤にホログラフィックに記録して薄膜素子を得た。レ-ザ-光をこの素子の端面から入射させその性能を調べた結果、高い回析効率をもった線光束が得られることがわかった。
2.1.で得られた線光束を、ガラス板(50mm×50mm、厚み5mm)の端面から入射させ、その板の一つの面に密着させたホログラムを再生した結果、所望の再生像を得ることができた。従来は再生の際、光源からの光を拡大してホログラムに照明するために、光源とホログラムの間はある程度広い空間を必要としていた。本方法により、レ-ザ-からの一本の光束を素子に入射させるだけのコンパクトな装置により、再生のための広い空間を必要としないホログラムの再生が可能であることが確認された。これらの成果は第50回応用物理学会学術講演会(1989年9月、講演予稿集第3分冊p.748)で発表した。
現在、より大きなホログラムの再生を可能とする素子の作製、またこの方法を白色光再生ホログラム(レインボ-ホログラム)に適用するための研究を行なっている。

Report

(1 results)
  • 1989 Annual Research Report

URL: 

Published: 1989-04-01   Modified: 2016-04-21  

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