並列・分散プロセスにおける協調メカニズムの基礎研究
Project/Area Number |
01550289
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
計算機工学
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
翁長 健治 広島大学, 工学部, 教授 (90029869)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
辻 敏夫 広島大学, 工学部, 助手 (90179995)
小野 典彦 徳島大学, 工学部, 助教授 (60194594)
渡邉 敏正 広島大学, 工学部, 助教授 (80112184)
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Project Period (FY) |
1989
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1989)
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Budget Amount *help |
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 1989: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
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Keywords | 並列分散プロセス / 協調メカニズム / ペトリ・ネット / デ-タ・フロ-・グラフ / 知識システム間の協調 / 命題論理プログラムの証明抽出 |
Research Abstract |
地理的に分散しているサイトのシステムは自律的に独立動作する傾向が強く、協調作業を行うには通信プロトコルと性能評価を明確に規定しなければならない。また同一サイトのシステムは作業を分割し並列に行うことにより出力性能の向上の可能性を持つが、分割された作業要素間の制御とデ-タの交信を明確に定めなければならない。耐故障性、自律制御性、自己組織性、局所性など柔軟な統合化技術は古くて新しいテ-マであり、本研究でいう『協調メカニズム』とは自律分散並行システムにおけるプロセスの目標、通信、実行制御の相互作用を意味している。 (1)複数の知識システム間の協調:広域タクシ-網を解析例に取り上げ、いかなる知識システムにモデル化すれば、タクシ-各自が行動目標を立て、交通状況・客待ち状況を相互に交換し、本部を介した電話予約客の配分などの協調制御を実行可能とし、かつ生起した協調行為をル-ルから説明可能とするかを研究し、DAISY-IIという説明システムを構築中である。今回はエピソ-ド記憶を活用したカ-・セ-ルス対話プランナ-を設計した、[1]。 (2)数式処理における学習:不定積分に分野を限定し、経験事例に説明を加えることにより学習機能を獲得するメカニズムを、学習空間の三階層分割とマクロ操作抽出によって実現することを試みた、[2]。 (3)デ-タ駆動型計算プログラム:計算機内部における自律分散実行はデ-タ駆動原理に基いて実現されるが、そのプログラムはペトリ・ネットで実現される。計算の停止性と唯一決定性のネット論を展開した、[3]。 (4)ペトリ・ネット解析:ペトリ・ネットは並列分散システムの強力な表現機能を有している。アルゴリズム問題を階層的に整理し、計算複雑度を解析した。命題論理プログラムの証明過程抽出を多項式時間で実行するアルゴリズムを設計した、[4]、[5]、[6]。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)